やっと帰って来た.。。。。

当初の予定を大幅に遅れて帰国...日本の皆さんも聞いたように、アイスランドの噴火のおかげで、予定の先週の金曜日に帰って来れなかった...仕事がヤバい、、、、締め切りちかし、、、
そんなもんだから、電車と船を使って帰って来た、、ミラノからパリ、パリからシェルブルグ、そして船で、アイルランドまで、、長かった...でも結構船の旅も快適.時間があったらもっと遠くに行きたいな.また、電車でのアルプス越えは景色がとてもいい.アルプスの峰を電車が行く.ちょこちょことスプレーでの落書きが建物にあったりして、でかいアルプスとの対比が、かなりいい味を出していた.船の上から見る先が無い地平線は、自然の美しさと、大きさを感じさせ、今度は自然を観るたびもしてみたいなーと思いました.

ミラノはもう当分いい.ピザもパスタもいい.後五年位は行かなくていいかな.十分食べた.

早速夕方に家について、仕事にかかる.やっパリッ一人でスタジオで音楽聞きながら絵を描いてるのが、人生で一番幸せな時かも.たぶんこれ以上の幸福は俺の人生には無いかも位思える.それって寂しーかな?これから四週間、忙しーけど、楽しくなるな.

その道中に読んでいた本が、ジョン、マクレガーの奇跡も語る物がいなければ.これが面白い.お勧め.あんま本を読んでるわけじゃないけど、これは久々のヒット.まだ半分しか読んでないけど、最後が楽しみ、止まらない.ストーリーは、ある通りの住人たちと、そこに昔住んでた女性が主人公.朝の零時から始まって、次の日と朝に終わる.たぶん...描写がとてもきれいで詩のよう.そして住人たちを見る目がとても温かい.何も特別なことは起きないのだけれど、日々の日常的な事が、とても美しく、特別な事に思える.
この人これを26歳の時に書いて、処女作がブッカープライズ獲得.(イギリスの有名な賞)ありえん。。。これを買った理由は、古本屋で、安かったからと、裏の作者の経歴のところに、奥さんがソーシャルワーカーと書いてあったから.予想通り、全体的にとても温かいです.俺もこんな物が作りたいな.