Step 2

'Either express yourself and die, or remain unexpressed and immortal''.

Pier Paolo Pasolini
パソリーにはイタリアのやんちゃな文化人のおじさんです。最近興味をもち始めています。伊丹十三さんみたいじゃなかったのかなーと思います。

今回は第二回なのですが,その前に最近あったこと。
最近前々から,欲しかったノースフェイスのゴアテックス使用のジャケットを,買いました。ゴアテックスは,雨風は防ぎ,汗の分子は外に逃がすというすごい生地らしいです。その噂は前から聞いてており、どれだけすごいのかなと,試してみました。先週日本から送った木のパネルが届いたので,郵便ポストまでとりにいきました。そのときに着てみたのですが,,,5箱もあったので,カートでごろごろ,美術館とポストオフィスを3往復もしなければ行けなくて,大変でしたが。やはり1キロぐらい歩いてるといつも通り暑くなるのですが,なんとゴアテックスはブリーザブルなので,ムレムレ感が全くない。でもはっきり言えば,スースーするんですよ。熱逃がさないでほしいなー。。おかげで,次の日風邪を引き寝ていました。返品しようかなーと思っています。

それではステップ2です。今回は題材または対象を選ぶ、です
題材の選び方ですが,それは好きなものまたは興味のあるものを選びましょう。作る作業が長くなることもありますから,好きなものでないと長く続きません。何でもいいです。俺は猫が好きなので,もし猫がいたら猫ばっかりかいてるかもしれません。空が好きな人はそれがいいでしょうし,ニートでゲームばかりやっている人は,ゲームを一日やることでもいいでしょうし,何でもいいです。興味さえあれば。ここできおつけなければいけないことは,これをアートにしたらいいかもと理由で対象を選ぶことは決してやめましょう。社会ではあれやれこれやれと,いわれることが多いので,アートぐらい自分の好きなことをやりたいですね。
俺のケースですが,今回の6月の個展のテーマは,シカゴの空港で,雪の関係で6時間ぐらい待たされていたときに思いつきました。時間をつぶすためによった本屋で,モハメドアリの特集を組んだ新聞を見ました。そこで見たのがこの写真なのですが。

十年以上も見慣れた写真なのですが,このときまで,下に倒れているボクサーの存在に気づきませんでした。十年以上もずっと俺に知られずに倒れていたのだと思うと気の毒になってきました。ネットで調べた結果このひとは、ソニーレストンという人だとわかりました。今度の個展のテーマは,この人物についてではなく、名も無き敗者たちについてです。俺がどう料理するかはお楽しみです。
ということで,対象は興味があるものを選びましょう。次回は何を使うか,材料についてです。それでは、しーゆー