Jockum Nordstrom 自分らしくやるということ。


先週,近くの美術館で,Jockum Nordstromの展覧会のオープニングがあり,トークがあったので,行った。前から作品が大好きだったので,楽しみにしていた。予想通りの普通のお兄ちゃんで,(俺より年上だけど)とても好印象。昔から絵を描いてて,一人になるために描くとか,それはよく解る。現実からどこかに行かせてくれるもんね。俺は子供の頃そんなに絵を描かなかったけど,一人で,空想するのが好きだった。今でも好きだけど。これは,この人の話を聞いてて思ったんだけど,今の社会のシステムで,自分らしくして評価される事ってあんまないよね。服装とかでも,自分らしさというよりは,はやりのものをとか,勉強でも,この教科をこのように勉強するといい点取れますみたいな,。今はちょっと違うのかな。俺の時は,自分らしくやってよかった事はあまりなかったような。美大でさえ,このように描いてくださいと言われて,自分らしさが無くなるよね。中に入っても,このようなアートを作ると,アートが作れますと言われて,アートっぽいアートを作る学生が大体を占めるよね。非常に残念。
もう少し,自分らしくやっていい教科があれば,今のシステムにあわなくて,はじけてしまう,不登校の子や,ニートは減るんじゃないかな?
俺の話になると,俺も普通に公立校行って,公務員の親の元で育ったから,何でも自分の好きなようにやっていいんですよとか,言われると困るもんね。レストランで,何でも食べていいの?とか。もちろん自由は責任も伴うけどね。
このお兄ちゃんの展覧会見て,がんがん好きなようにこの人やっているなと,思って,俺ももっと絵が描きたいと思ったのでした。トークでは,とてもいいエネルギーをもらったのでした。